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木材辞典

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一般名称 かば類
マカンバ
ダケカンバ
シラカンバ
英名
学名 Betula spp.
科目 カバノキ科
(カバノキ属)広葉樹(散孔材)
分布・産地 北海道、本州(中部地方以北)に分布。シラカンバは沼沢地や山地、ウダイカンバは山地に、ダケカンバは亜高山~高山に生える落葉樹。ダケカンバは国内では森林限界を構成する樹種として、高山で厳しい風雪に耐えている姿が見られる。北海道内ではダケカンバが低標高の山地に生えることも多く、3種が混生することも多い。そのため白い樹皮等が似ていることもあり、一般には区別されずに白樺と呼ばれることもある
材色
木材 ウダイカンバは辺心材の境界は概ね明瞭で辺材は白色、心材は淡紅褐色であり、高齢木で心材の割合が高く赤味が強いものはマカバ(真樺)と呼ばれ珍重され、辺材幅が広いものや心材が淡色のものをメジロカバ(目白樺)と呼んで区別することがある。シラカンバ、ダケカンバは辺心材の境界は不明瞭で、辺材は白色、心材は淡黄褐色。いずれも年輪はやや不明瞭。 シラカンバは若干軽いが3種は材質が類似するため、木材としての呼称は区別せず椛(樺)あるいは雑椛(樺)として流通することも多い。 ウダイカンバは心材がサクラ材と似ていることから道外では製材がカバザクラと呼ばれて流通することがある
気乾比重
用途 カバノキ類の樹皮は雁皮(がんぴ)と呼ばれ色々な用途に重用されてきた。カバノキ類の白い樹皮がきわめて燃えやすいことは古くより知られる。現在でもカバノキの樹皮は長野県や東北地方の内陸では盆の送り火の燃材に使われる ユニークな利用として樹液の飲用が挙げられる。枝張りのよい元気な立木1本から1シーズンで100リットルを超える量の樹液を採取することができる
その他 カンバ類を取り扱うときに木材業界では伝統的にサクラ(カバザクラとも)と呼ぶことが多い。カバノキ属の木は日本には10数種が生育している。通常、植物名ではカンバと呼ばれ、木材になるとカバと呼ばれることが多い。主要な木は、ウダイカンバ、ダケカンバ、シラカンバ、ミズメなど。カバあるいはカンバという名前の由来については古名=カニハの転訛、あるいは特徴的なカハ(皮)に因むなどの説があるがはっきりしない